職業訓練校では何を学ぶの?実際のカリキュラムを紹介【Web系】

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職業訓練校に通うことを検討していると、「実際にどんなことを学ぶのか?」と気になる方も多いのではないでしょうか。私自身も未経験からのスタートだったため、授業についていけるのか不安がありました。実際に通ってみると、想像していたよりも幅広い内容を学ぶことができ、Web制作の基礎を体系的に身につけられるカリキュラムとなっていました。

この記事では、実際のカリキュラムをもとに、職業訓練校でどのような学習内容だったのかを紹介していきます。

職業訓練校で学んだ主な学習内容

ここからは、私が実際に通っていた職業訓練校の学習内容について紹介していきます。なお、職業訓練校によってカリキュラムは異なるため、あくまで一例として参考にしていただければと思います。

私が通っていた訓練校では、学習内容は大きく以下の分野に分かれていました。

  • デザイン分野
  • コーディング分野
  • Webマーケティング分野
  • 職場実習

それぞれの分野ごとに基礎から学び、最終的には大きな制作課題や提出物が用意されている構成となっていました。単に座学だけではなく実際に手を動かして制作する機会も多く実践的な内容だったのが印象的です。

また、それぞれの分野で学んだ内容をもとに制作を行うため段階的にスキルを身につけられるカリキュラムになっていました。未経験からでも、順番に学んでいけるように構成されていたと感じています。

デザイン分野の学習内容

デザイン分野は、この訓練校の中でもメインとなる学習内容でした。授業全体の半分ほどがデザイン関連の内容となっており、比較的多くの時間が割かれていた印象です。

未経験からWeb業界を目指す場合、コーディングのイメージが強いかもしれませんが実際にはデザインの知識も重要になります。

Illustrator・Photoshop

IllustratorやPhotoshopでは、基本的な操作方法や各種機能、効果などについて学びました。実際にソフトを動かしながら制作を進めていく形式で、最初は操作に慣れるところからスタートしました。

ただ、コマンドや機能、覚える情報が非常に多く、個人的にはかなり苦戦した分野でもありました。もともとデザイン分野が苦手だったこともあり、最低限の理解にとどめながら進めていたのが正直なところです。

現在でもPhotoshopやIllustratorを触る機会はあり、基礎だけでも学べたことは良かったと感じています。特にPhotoshopは、デザイン業務がメインでなくても、カンプの作成や画像加工などで触る場面が多く、Web制作の現場ではほぼ必須のスキルだと感じました。

デザインワーク(座学)

IllustratorやPhotoshopが実際に手を動かす作業だったのに対して、デザインワークは座学中心の授業でした。余白の取り方や配色、フォントが与える印象の違いなどデザインの基礎となる知識について学びました。

また、著作権に関する授業もあり画像やフォントの使用ルールなどについても触れる機会がありました。実際に制作を行う上で、こうした知識は重要になるため、基本的な内容を学べたのは良かったと感じています。

正直なところ、当時はあまり理解しきれていない部分も多く細かい内容まではあまり覚えていないのが本音です。ただ、デザインを行う上での考え方や基礎的な知識に触れられたことは、今振り返ると意味のある授業だったと感じています。

バナー制作などの制作課題

いわゆる制作課題として実践を意識したバナー制作も行いました。とある企業から依頼があったという想定でバナーを作成する形式で、より実務に近い内容だったのが印象的です。

配色やレイアウトはもちろんですが、バナーに記載する文言についても自分で考える必要がありました。単にデザインを作るだけではなく、何を伝えるかという部分から考える必要があったため想像していたよりも難しく感じました。

特に私は0→1の作業があまり得意ではないため個人的にはなかなかの難関だったと感じています。それでも実際の制作に近い形で課題に取り組めたことでデザインの難しさや考え方を学べたと感じました。

コーディング分野の学習内容

コーディング分野は個人的に一番好きだった授業でした。もともとデザインが苦手だったこともあり、こちらの授業のほうが楽しみだったのを覚えています。逆にデザインが得意な人からはあまり人気がなかった印象もあり、人によって好みが分かれる分野だと感じました。

授業の配分としてはデザイン分野よりも少なかったため、苦手な人は特に自主学習が重要だと感じました。私自身も家に帰ってからCodeJumpなどを使い、模写コーディングをして自主的に学習していました。

HTML・CSS(VSCodeを使用)

コーディング分野ではHTML・CSSを中心に学びました。いわゆるフロントエンドの基礎となる部分で、VSCodeを使用して実際にコードを書きながら学習を進めていきました。

最初はタグの意味や構造を理解するのに少し時間がかかりましたが、実際に手を動かしていくことで徐々に慣れていきました。デザインと違ってロジック的に組み立てていく作業が多いため個人的にはこちらの方が向いていると感じました。

なお、JavaScriptやjQueryについては授業では取り扱われませんでしたが、興味のある人は自主的に学習し制作に取り入れている人も少数ながらいました。

コーディングは特に授業時間だけでは十分に身につかないと感じました。授業の配分が少なめだったため、自主学習や模写コーディングなどを並行して行うことで理解が深まりやすいと感じました。

Webクリエイター検定の取得

この訓練校では、Webクリエイター検定の取得が修了条件の一つとして設定されていました。合格率は体感では90%程度だったと思います。

内容としてはそこまで難しいものではなく、授業内容をしっかり理解し練習問題をこなしていれば落ちることはあまりないと感じました。試験対策の時間や問題も用意されていたため、基本的にはしっかり取り組めば問題ないレベルでした。

ポートフォリオ制作

ポートフォリオ制作は、この訓練校で学んだことの集大成となる課題でした。課題制作のための自習時間も用意されており、比較的余裕を持って制作に取り組める環境が整っていました。

自分のポートフォリオということもあり、デザインや構成は自由に作成してよい形式でした。最終日には発表の場もあり、それぞれが制作したポートフォリオを共有して終了となりました。

また、コーディングが苦手な人向けにひな形コードを使用してもよいと案内がありましたが、実際には誰も使っていなかったのが印象的でした。それだけ、最終的には多くの人が自力で制作できるレベルまで到達していたのだと思います。

Webマーケティング分野の学習内容

Webマーケティング分野については、前半は座学中心の授業でした。マーケティングの用語や手法などを一通り学び、その後に課題へ取り組むという流れだったと記憶しています。

コンバージョン率などの横文字も多く、正直なところ当時はあまり頭に残っていない部分もあります。座学中心ということもあり、個人的には少し眠くなってしまうこともありました。ただ、Web制作においてマーケティングの考え方は重要になるため、こうした知識に触れる機会があったのは良かったと感じています。

架空商品の企画・プレゼン資料作成

マーケティング分野では、最終課題として架空の商品を売り出す前提でプレゼン資料を作成しました。どのようなターゲットに向けて、どの媒体で広告を出すのかなどを自分なりに考えて制作していきます。

当然この課題も発表があり、それぞれが作成した資料を共有する形式でした。私の場合は最終的にPDFで10枚ほどの資料になりましたが、内容を考えるだけでなく、Photoshopを使用した資料作成やレイアウトの構成なども必要となり、マーケティング以外の分野のスキルも鍛えられたと感じています。

職場実習

職業訓練の後半では、職場実習の機会も用意されていました。実習に入る前には履歴書の作成や面談などの就職支援もあり、実際の職場に入る準備を進めていく流れとなっていました。

また、受け入れ先企業による企業説明会もあり、実習先としての募集案内が行われていました。企業の雰囲気や業務内容を直接知ることができるため、実習先を選ぶうえで参考になりました。

実習先は複数の企業の中から選ぶ形式でしたが、自分の場合はWeb業界に入りたい意志が強かったため、求人を募集している企業を中心に選びました。実習後にそのまま就職につながる可能性もあると聞いていたため、この点は意識して選択しました。

職場実習については、正直なところ配属先によって差はあると思いますが、私の場合は当たりだったと感じています。最初の1か月ほどは与えられた課題を黙々とこなしていく形で、環境に慣れながらスキルを身につけていきました。

その後は実案件にも触れさせてもらい、実際の業務に近い経験をすることができました。訓練校の課題とは違い、納期や修正なども発生するため、実務の流れを体験できたのは非常に良い経験だったと感じています。

最終的に実力不足もあり、そのまま就職にはつながりませんでしたが、制作物に対するフィードバックをもらうことができたのは大きな収穫でした。実務レベルとの差を知ることができた点でも、職場実習は非常に有意義だったと感じています。

職場実習については、主な業務内容や過去の卒業生の就職実績なども共有されるため、それを参考に実習先を選ぶことができます。

ただし、卒業生をそのまま採用してくれる企業は年々減っているという話もあり、実習が必ず就職につながるわけではない点には注意が必要です。

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